車の盗難と下見の手口について
熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。
前回はバイクの盗難について書いたので、今回は車について。
最近の窃盗犯は「Googleストリートビュー」で下見したりもしています。
現地に行って「不審な車を見かけた」といった下見を目撃されるリスクがゼロですし、どの家にどんな車が停まっているのかだけでなく、周辺の地理も簡単に調べられますので、そうやって人気の車種や、盗みやすそうな車を日々探しています。
また、窃盗団はSNSもチェックしていますので「買っちゃった」とか写真をアップするのも「ここにこの高級車が置いてあります」と言ってるようなものですから、絶対に止めた方が良いですよ。
では、昔みたいに配線を直結してもエンジンがかからない、セキュリティが高い今の車をどうやって盗むのか。
スマートキーの車についてはもう10年以上前になりますが「リレーアタック」が流行しました。
ご存知の方も多いと思いますが、スマートキーの電波を中継する機器を使い「すぐ近くにスマートキーがある」と車に勘違いさせる方法です。
戸建ての家で玄関入ってすぐの靴箱の上に置いてたりする、いとも簡単に盗まれてしまいます。
最近では「ブリキ缶」に入れれば大丈夫という事で、対策されている方も多いかと思います。
その次に流行したのが「コードグラバー」です。
所有者が車を降りてドアを閉めた際に発する電波を専用の機器を使って受信し、スマートキー自体を複製してしまう方法です。
その為、ターゲットが帰宅したタイミングを確認できる位置にいる必要があるものの、離れた位置からスマートキーを複製するので、本物のスマートキーを帰宅後にブリキ缶に入れていも関係なく盗めてしまいます。
ここ数年で出現したのは「CANインベーダー」です。
まだ大衆車には浸透していないのでご存知ない方もいるかと思いますが、レクサス等の一部の高級車では「CAN通信」という通信で様々な車の状態を把握しています。窃盗団はここに目をつけました。
エンジンルーム内のその配線に特殊な機器を接続すると、あら不思議!「スマートキーが近くにある」と車に勘違いさせる事ができてしまいます。
純正でGPSを搭載した車種もありますが、車が勘違いしているこの状態であれば設定でGPSを停止して居場所を分からなくする事もできるようです。
このモバイルバッテリー位のサイズの凶悪な機器は国内で買うと200万円位しますが、海外から直接購入すれば100万以下で購入できます。
今は正当な理由がないと所持自体が違法になりましたが、鍵屋のピッキングツールと一緒で、結局、法律を作っていくら国内で販売を制限しても海外から個人輸入できてしまうので、誰でも入手できてしまいます。
最新の高級車ばかりでなく、最近は80年代以降の国産スポーツカー、R32、R33、R34のGT-R、スープラやRX-7といった車も価格が高騰しているので、そういった車も盗難に注意する必要があります。
弊社取り扱いのGPS装置は純正のセキュリティを解除しても、完全に独立した内蔵バッテリーで駆動するので設置場所を特定する以外に位置情報の更新を止める方法はありません。
また、当然、弊社でも簡単には見つからない場所への設置も可能ですので、是非ご相談ください。
サレ夫探偵社は「問題解決を一緒に行うパートナー」です。
これからも大切なお車やバイクを盗難から守るお手伝いをしていきたいと考えています。
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