「機材費」について
熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。
先日、他社で見積りをされた経験のある方に「こちらは『機材費』が無いんですね」というお話をされたので、私の知る範囲で機材費について書いてみます。
世の中には「1時間あたりの調査費用が2,000円」と異常に安い探偵があります。
でも、これは必ず調査費用の他に請求されるパターンなのですが、この際に「機材費」という項目を便利に使うようです。
繁華街でキャッチのお兄ちゃんの「1時間3,000円で飲み放題について行ったら女の子の飲み物は別料金だった」や「ボッタクリ風俗の『たけのこ剥ぎ(基本料金は安いが、服一枚脱ぐのも別料金で結局最終的には高額な請求をされる)』」と同じで「最初に調査費用を安く見せて、それに釣られた依頼者を釣るビジネスモデル」という事です。
最初に確認すれば良いだけなのですが、何か騙されたみたいで気分が悪いですよね。
確かに、調査対象者が車移動なら車、自転車移動なら自転車と、使用する車両も適宜変わりますし、日中なのか、夜間なのかでも使用する機材は異なります。それを口実に「あれが必要だ、これが必要だ」と、次々加算していくと、最初に聞いていた額とはかけ離れた高額な見積りができ上がるという仕組みです。
ただ、探偵業でも昔からこういう手口でトラブルになる事が多かったので、現在の探偵業法では「依頼に係る探偵業務にかかり得る最大限の総額、その算出の基礎となる個別の料金設定等を詳細に明らかにする必要がある」と定められており、依頼を受ける前に「最大限の総額を提示しなければならない」となっています。
つまり見積り額以上の請求はできません。
それなのに、なぜ現在もそういう業者が存在するのか。
「個人情報も渡してしまったし、事前調査もしてもらったから依頼しない訳にはいかない」と思わせて依頼を受けるためであり、悪質な業者なら「依頼しないなら見積り代を払え」と言うつもりかもしれません。
もちろん、広告の打ち方や、料金体系に関してはその会社が独自に決める事ですから自由ですし、「機材費」のある見積りが悪質な業者ばかりとは限りませんが、弊社では明朗会計でスッキリお支払い頂きたいという理由から、見積りに「機材費」という項目を設けず、調査費(人件費)に含めており、調査費以外には「実費のみ後日請求」とさせて頂いています。(弊社の「実費」は「高速道路や有料道路の通行料」や「遊園地の入場料」等、調査を行うにあたって事前予測が困難で、領収書の提出が可能な費用を指します)
参考までに、車の整備工賃は通常、1時間あたり7,000~10,000円ですが、バイクの場合はもっと高くなり、外車のディーラーではもっと高くなります。しかし、これは「作業に使用する機材(工具や測定器、リフト、オイルチェンジャー等の設備)の費用を含んだ価格だから」であり、スーパーで300円のビール(小瓶)がスナックで1,000円でも誰もボッタクリだとは思いません。何にでも「適正価格」というのはあります。
「不自然に安過ぎる価格には必ず裏があるのでご注意を」というお話でした。
サレ夫探偵社は「問題解決を一緒に行うパートナー」です。
弊社は見積りの作成も相談も無料となっています。
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