個人情報(プライバシー性の高い情報)は金になる
熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。
日本ではあまり報道されていませんが、現在、アメリカでは人口中絶を違法とする動きが激しくなり、州によっては逮捕者も出ています。
ですが、これって何故捕まったかご存知ですか?
Facebookを運営するMetaが警察に「人工中絶に関する投稿やクリニックに行った人間の情報」を渡したとされています。
同じように、様々なスマホアプリが位置情報を収集しています。
特に「電話帳」や「写真」「位置情報」といった「プライバシー性の高い情報」にアクセスするアプリは要注意です。
それらの情報をアプリ(を製造している企業)に渡すというのがどういう事かわかりますか?
位置情報だけで
「私の自宅はここです。毎日何時に家を出て何時に帰ってきて、休みは○曜日と○曜日です」
「勤務先はここです。」
「月に一度はこの風俗店に行きます。」
「行きつけのラブホはココとココの2箇所です。」
そういった極めてプライベートな情報を渡しているという事です。
さらに、位置情報には通常は日時が同時に記録されていますので、相手も同じアプリで位置情報を渡していれば「誰と誰が同じタイミングでラブホに入ったか」も容易に特定できますし、「写真」にアクセスを許可していれば写真も動画もスマホから抜き放題ですから、不倫相手とのあんな写真やこんな写真、動画も全て得体の知れない企業に渡しているという事です。
ネットは「タダ」と勘違いしている方が多いのですが、多くの場合は「個人情報を渡すのが利用条件」です。
例えば「Yahoo」は内部のグループ企業、取引先企業にはユーザーの個人情報を提供していますが、これは「利用規約」に明記されており合法で、アカウント設定から提供に同意する企業を選択できますし、渡す情報も設定できます。
「それが嫌ならウチのサービスを使うな」という事です。
ところで、Googleが何で収益を得ているか。
自社で保有する膨大な個人情報を基に、企業が広告を出したい条件に合致する顧客に広告を表示する「ターゲット・マーケティング広告」です。
Googleならば「熊本在住の20代の女性に広告を出したい」と考える熊本のエステ店の広告を効率よく表示できます。なぜなら、Googleにアカウントを作っていれば、Googleにはアクセスして来た相手の情報がわかりますす、検索履歴があるので「興味がある物」「欲しいと思っている物」「困っている事」全て丸分かりだからです。
誰が見るか分からない折込広告やフリーペーパーよりも効率的なので、企業もWEB広告に非常に力を入れています。
同じページを表示しても人によって出てくる広告が異なるのはこういう仕組みなのです。
参考までにGoogleの昨年の第2四半期の収益約7兆円のうち、Google検索が4兆円、Youtubeの広告が約8,000億円だそうです。
「個人情報が金になる」というのが非常によく分かるかと思います。
また、意図せず企業に渡した情報が、いわゆる「ハッキング(クラッキング)」により、企業から情報が流出する事もあり得ます。「情報を渡す=いつどこで自分の位置情報や写真、ビデオが流出するか分からない」そういう心がまえが必要であると同時に「得体の知れない企業やアプリに個人情報へのアクセスを許可しない」という事の重要性がお分かり頂けるかと思います。
皆さんも是非一度、ご自身のスマホにあるアプリがどの情報にアクセスしているか、確認してみる事をオススメします。
サレ夫探偵社は「家族の安心・安全のお手伝い」をしています。
スマホやご自宅、職場のセキュリティについてもご相談を承っております。
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