Twitterが大変そうですね

熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。

イーロン・マスク氏の買収でTwitterは大幅なユーザー数減に加えて広告主の出稿停止で大幅な減収、日本を含む複数の法人で従業員の半数を解雇と、随分な騒動となっています。

既に多くのメディアで報じられていますが、海外の場合は多くのユーザーはMastodon(ドイツ)に流れているようです。
Mastodonは分散型サービスなので、「特定の一人の意思で何かをどうこうできない仕組みになっている」のが選ばれている理由の一つなのですが、報道を見て「Mastodonに移ろう」と決断するユーザも少なくないでしょうから、今後、ユーザーの流出はさらに増えるでしょう。

さらに「先週解雇を言い渡された」「社用PCも起動できないしメールもパスワードが変更されていて確認できない」といったツイートをする日本法人の従業員が複数人確認されています。
ツイートの内容が事実なら違法な不当解雇の可能性が高いようですから、日本法人の従業員に関しては別途協議の場を設け、合意できなければ集団訴訟になるかもしれませんね。
アメリカとは法律が異なるので、本国アメリカでは問題ない解雇も日本では違法解雇になり得ます。

このように、いくら自分が正しいと思っていても、相手からすると「それはおかしい」という事が起こります。
A国は自分のやっている事は正しいと思っているし、B国も自分が正しいと思っている。
法律や歴史、文化等が色々異なるから「互いに自分が正しい」と思っても何ら不思議はないのです。
だから国家間で衝突が起きるし、現在進行形で戦争が起こっているのです。

それを一個人の偏見に満ちた独断で規制を行うと言うのですから驚きです。
世界中のメディアに「言論統制だ」と叩かれた先のアメリカ大統領戦時のFacebookの二の舞になりたいのでしょうか？
残念ですが「自由の国アメリカのTwitter」は買収によって消滅しました。

事実、これを受けて日本のユーザーも避難先探しをしているようですが、実は探偵にとっては困った事なのです。

と言うのも、SNSはパソコンだけで情報収集が可能な為、調査時間の大幅な短縮が可能で、その分料金を安くできて依頼者様に喜ばれるのです。
一時期のFacebookがイージーモードな時期は、ちょちょっと検索すれば家族構成から勤務先、地元の友達に実家の住所まで丸裸にできましたから、ほんの小１時間もあれば十二分な下調べができ、当時はAmebaにも随分お世話になりました。

Twitterは本名で探せない分手間はかかりますが、本名でないが故に調子に乗った「バカッター」も多く、お宝の宝庫です。
浮気相手とのデート写真を鍵もかけずにネットにアップしていたり、中にはラブホテル内での写真までアップしていたりと、もはや正気の沙汰とは思えませんが、依頼者様の負担を軽減できるのですからそういう時はありがたく使わせて頂きます。

我々探偵や依頼者様にとってはありがたい事この上ないのですが、「もうネットは使わない方が良いのでは？」という方は意外と多いです。本当に社会的に人生終わってしまいますからご注意を。

無防備に撮ってアップした写真でも、見る人が見ればそこから色んな情報が読み取れますし、それらの情報を依頼者様からの情報と組み合わせる事で、さらに別の情報に結びつける事ができ、様々な調査に役立てる事ができたりします。

結局、今回の騒動でTwitterもTumblrみたいになるのではないでしょうか？
一旦ユーザーが他社に流れたら、仮に仕組みを戻しても他社に流れたユーザーは戻ってきません。
10年もしたら「昔そんなのあったね！学生の時かな？懐かしいね」という感じになりそうです。
一つの歴史が幕を下ろす瞬間というのは実に感慨深いです(棒)

サレ夫探偵社は「家族の安心・安全のお手伝い」をしています。
知らないと損をするのに、知らないから損をしている事すら気付かない。
世の中にはそういう物って意外と少なくないものです。
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