SNSに子供を晒す危険性(具体例)
熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。
ちなみに、危険なのはSNSに限った事ではありません。
いわゆるYoutubeやTikTok等の「動画配信」も漏れなく全て含まれます。
先日、熊本でも寿司テロ動画の犯人が実名+顔写真付きでネットに出回りました。
僅か数十秒の動画1本で人生がハードモードになったわけです。
これも一つの例ですが、他に何がどう危険なのか。
20数年前、携帯電話にカメラが搭載され「写メ」という言葉が生まれた頃の話です。
当時の小中高生の中には小遣い稼ぎの為に自分の裸体を含む画像をネット販売した子達がいました。
一部の購入者がそれをネットに流した為、それらは今現在もネット上に存在しています。
しかも、海外のサーバ内に存在する形であったり、今も他者の手に渡り続けており、全てを削除するのは不可能です。
ちょっとした小遣い稼ぎのつもりでやった事で、進学、就職、結婚に影響があった人も少なくないでしょうし、地元には住めなくなって引っ越した人、同窓会には出られない人もいるでしょう。
一部のIT系の技術者以外、学校や親も今ほどネットの危険性について把握していない時代で、子供達に十分な教育が成されていなかった頃の話ですが、今、30-40代になったであろうご本人は後悔しているのではないでしょうか?
ここまで読んで、今の子供を晒している親は「裸ではない」と思っているでしょう。
それは大きな勘違いです。
今、AI技術が急速に成長しています。
精度は高くはないものの、既に「AIに服を脱がせる」事が可能となっています。
つまり「普通の写真をヌード写真に加工する事ができる」という事です。
実際、インスタ等に水着写真を投稿している若い女性のAIヌード画像が大量に作られています。
これからどんどん進化して、より精度の高いものが出てくるのは間違いありません。
また、画像だけでなく、映像の加工技術も向上していますので、誰かの顔を切り抜いて、他の写真に貼り付ける。そんなコラージュ画像は簡単にできてしまいます。
ディープフェイクと呼ばれる、アダルトビデオの女優の顔を任意の別人の顔と入れ替えた動画が問題になったのは記憶に新しいところです。
世界中のどこかの誰かが自分の子供を裸にしているかもしれませんし、我が子に顔を入れ替えたアダルトビデオが作られ「フェイクではない本物」としてネットに流れるかもしれません。パッと見にフェイクと分かれば別ですが、悪魔の証明と同じく「やっていない証明」は非常に難しいので、出回ってしまったらアウトです。お子さんは世間からはそういう目で見られてしまいます。
それでも、金儲けの為にお子さんをネットに晒しますか?
大人がインスタ等に自分の水着姿を投稿して私生活を世間に晒すのは自由です。
それはその結果、犯罪に巻き込まれたとしても自分で責任を取れる年齢だからです。
ですが、子供は知識も経験も浅い為、大人と同じレベルで考えて、判断を下すことができません。
だから「保護者」が必要なのに、その保護者が率先して子供を危険に晒して金儲けをしています。
テレビや映画の子役は所属事務所に守られています。
何かあればメディアとも連携して、法的にも守る体制が整っています。
同じレベルで子供を保護できる親が子供を晒しているのでしょうか?
サレ夫探偵社は「家族の安心・安全のお手伝い」をしています。
繰り返しになりますが、子供は親の所有物ではありません。
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