ママ活(出会い系サイト)を使った手口

離婚・再構築

熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。

先に書いておきますが「犯罪の手口」を紹介するのは「被害者を減らすため」です。決して「こうすれば小遣い稼ぎができる」という意図では書いていません。

悪用は厳禁です。

前回に引き続き、今回は「カモになりやすい方(第二弾)」という事で「ママ活」を使った手口を紹介します。

巷ではここ数年、「パパ活」という名の売春が流行っています。
コロナ禍で多くの飲食店が休業した為、大学生のアルバイト先がなくなり、学費が払えない、生活費が払えないという事で随分流行しましたが、一度「楽して稼ぐ」を覚えたらバカらしくて普通に働けなくなった多くの学生が今も続けているようです。

その「パパ活」の男女が入れ替わった「ママ活」という物も存在していて、内容は、女性側がご飯代もホテル代を出して、さらに小遣いを渡すという物です。

誰が狙われるかというと、今回のカモは「(モテない)男子大学生(の親)」です。

手口としては「ママ活(大学生)募集」「人妻に筆おろしして欲しい童貞君を募集」と書き込んで大学生を募集します。募集したら連絡を取りながら相手の素性を探ります。親が日々の生活を把握しにくい、県外から来ている4年生がベストです。
(実家から通っている大学生でも問題はありませんし、4年生でなくても構いません)

手口としては、通常の不倫と同様にホテルの出入りの写真を撮って、ホテル内での写真やデート中の写真も用意して、証拠が揃ったら夫が大学生に連絡します。

今回も最初から人妻だと名乗っていますし、相手は大学生です。
学生であっても成人している以上は法的責任が発生しますので、訴訟をチラつかせればすぐに親と話せます。

親には写真やLINEのやり取り、調査報告書等を提示した上で「お宅の息子さんが妻と不倫していた」「しかも金を渡していて、息子さんは売春をしていた事になるので警察にも連絡するし、学校にも売春が犯罪である旨を周知して、学生に対し適切に指導するよう連絡させてもらうつもりだ」と告げます。

以前のブログにも書きましたが、売春の場合「正当業務行為」となり、基本的に不倫とは認められない(慰謝料を支払う必要はない)し、警察に言ったところで売春で逮捕されることも無いのですが、そんな事は親が弁護士でもなければ普通は知りません。

いくら「ウチの息子に限って!」と思っても、実際に証拠はあるし、息子本人も認めている状況では「確かに売春は犯罪だ」「大学に知れたら退学になるかもしれない」「せっかく高い入学金や学費を払ってもうすぐ卒業なのに」「大学まではどうにか出て欲しい」という気持ちから、十中八九「ご迷惑おかけして大変申し訳ございません。どうにか穏便に済ませる事はできないでしょうか」となります。

大学がそういった連絡を受けた時にそれを理由に学生を退学にするかと言われたら、刑事事件で逮捕でもされない限り大丈夫な気もしますが、私大の4年生ならもし退学になれば今までに大学に支払った400-500万をドブに捨てることになる訳ですから、自然と「どうにか示談で」という流れになります。

その場合、「慰謝料」の何となくのイメージなのでしょうか「100万」という金額を提示してくる親が多いようですが、これが6年制の医歯系の大学なら卒業までに2500万位は必要なので、その場合は500-1000万と言われても親は払うのではないでしょうか?

今は成人年齢が18歳になった為、大学生の場合は親(保護者)に支払義務は無いのですが、それでも社会人ならまだしも大学生の場合は親が肩代わりして支払うことがほとんどでしょうし、18歳が未成年だった時代の話ですが「親に支払義務がある」として持ち家を売却して支払ったという親御さんの話を聞いたことがあります。

悪者の「人の弱みを突く能力」には本当に驚かされると同時に、その能力をプラスの方向で活かせば、すごく感謝される仕事もできるのにと思ってしまいます。

また、最初からカモにするつもりの美人局ではなかったとしても「アルバイト先で知り合ったパートの人妻と」「街でナンパしたら若妻だった」といったパターンで大学生が夫から慰謝料請求されるパターンは実は決して珍しくありません
くれぐれも大学生のお子様をお持ちの親御さんはご注意ください。

サレ夫探偵社は「家族の安心・安全のお手伝い」をしています。
世の中、ちょっとしたでき心では済まない事も多いのです。
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