ヒッチハイカーから金銭を受け取るのは違法?
熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。
海外ほどではありませんが、日本でもヒッチハイカーを見かけますので、今日は「ヒッチハイカーから金銭を受け取っても良いのか」について書いてみます。
結論から言うと、厳密に言えば金銭を受け取るのは違法行為(白タク行為)となる可能性があります。
これは、日本では有償旅客運送が可能なのはタクシーやバスといった運転には二種免許が必要なナンバープレートが緑色の事業用営業車に限られており、タクシー業を営むには道路運送法で「国の許可を得る必要がある」と定められているのが理由です。
つまり「無許可で白ナンバーの自家用車で人を運び、代金(運賃)を受け取る=白タク行為であり違法」という事です。
ただ、現実問題として考えると「ヒッチハイカーを乗せて金儲けをしよう」と思えるほど日本にはヒッチハイカーがいません。いたとしても「ヒッチハイクで日本縦断をしている大学生や外国人」位で、日本国内でヒッチハイカー相手の白タク行為で生活が成り立つとも思えません。その為、乗せる時点で「〇〇まで送るからいくら払え」と金銭を要求しなければ、「たまたま載せてあげた相手がお礼に缶コーヒーをくれた」程度なら、まず問題になることはありませんのでご安心を。
そういう意味では、夜のお店や派遣型の風俗店の送迎(自家用車持ち込みでお店と契約して、一人いくらで従業員を家まで送るアルバイト)は白タクと言えそうですが、こちらは乗せるのは不特定多数ではなくお店の従業員に限られているので問題ないとされています。首相のような要人やお金持ちにも専属の運転手がいますが、使っている車は白ナンバーの自家用車(公用車)ですしね。
海外でUberが展開していたタクシー事業が日本では展開できなかったのはこれが原因です。
※海外ではタクシーの数が少なくてタクシーを捕まえるのが困難な国もあるので、Uber Eatsの配達人のように登録しておくとUberから「ここにいる人をここまで送れ」という連絡が来て、送ると料金の一部を自分が受け取れるという事業を展開しています。
ちなみに、過去には大都市ではタクシー待ちの列に並んでいるサラリーマン(不特定多数)相手に白タク行為を行っていて検挙された事例があったりします。最近は熊本でもコロナ禍でタクシーが減ってしまい、不足しているそうなので白タクで捕まる輩が出るかもしれませんね。
でも正直、知らない人の車に乗るのって怖くないですか?
あちこちぶつけてボコボコの車や黒塗りのベンツ、車高が地面スレスレの爆音車が来たらどうします?
道も知らない、横断歩道に歩行者がいても停まらない、そんなドライバーが来るかもしれませんよ?
個人的にはUberではなくちゃんとしたタクシーを使いたいです。
サレ夫探偵社は「家族の安心・安全のお手伝い」をしています。
プロは素人にはできない事ができるからプロなのです。
お気軽に無料相談よりご相談ください。
熊本で探偵をお探しならサレ夫探偵社!070-4108-5703お問い合わせは24時間365日受け付けています
無料相談はこちら LINEで気軽に相談できます