車やバイクの盗難対策
熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。
つい先日もSNSで「盗まれた車を探すの手伝ってください」という投稿を見掛けまして、オプション込みなら2,000万円を超えるLEXUSでしたが、正直、希望はかなり薄いかと。。。
以前の異常時ほどではなくなったものの、依然として海外からの需要もあり、80-90年代の中古車相場は高値のままですし、今もトヨタのハイエースやランクル、LEXUSのLXといった車種は窃盗団に大人気の車種となっています。
過去にこのブログでも紹介しましたが、今の車の電子認証は「電気信号」が全てなので、逆に鍵の現物がなくても盗めてしまいます。
今の車は指紋認証が付いていたりもしますが、それでも簡単に盗まれてしまっています。
なぜなら海外のオンラインストアで販売されている特殊な電子機器を個人輸入すれば簡単にできるのです。
※いくら日本で個人輸入を制限したところで、どうせ外国人窃盗団は自国から手荷物として持ち込むので、麻薬探知犬が反応する麻薬等の違法薬物とは異なり、単なる電子機器の取り締まりは実質不可能です。
盗難対策をするプロがいるように、車泥棒にもプロがいます。
鍵を作る鍵師なら簡単に鍵が解錠できたり、パソコンのセキュリティの専門家が他人のパソコンに不正アクセスできるのと一緒で、正直、プロの窃盗団に狙われたら盗ませないというのはかなり難しいです。
ではどうすれば良いのか。
まずは「この家には良い車がある」という事を知られないのが一番です。
海外の事例として「出先で車にAirTagを仕込まれる。→帰宅後に車泥棒がAirTagで家を特定。→しっかり下準備をしてから盗む。」というのを以前紹介しましたが、現在は日本でも同じ手口が確認されています。
その方はバイクでしたが、「スイングアーム(車体と後輪を繋いでいる部分)の裏に貼り付けられていた」との事でした。
※この方は帰宅前に偶然コンビニで休憩中に気が付いてその場で破壊して廃棄したため盗難には遭っていないそうです。
二番目は「できるだけ『盗むのが面倒(大変)そう』と思わせる」事です。
他人が容易に立ち入れない、敷地内のシャッター付きガレージに警備システムを導入すると一気にハードルが上がります。
もちろん、それでも盗まれる時は盗まれますが、狙われる順番としては
1.青空駐車場
2.ガレージ
3.ガレージ(警備システムあり)
なので、間違いなく盗まれにくくなります。
しかし、もし盗まれてしまった場合、車やバイクの盗難では警察の捜査で発見に至る事はほぼありません。
近隣住民が放置された不審な車両を通報→警察が確認して盗難届が出ていれば持ち主に連絡する程度の事しかしてくれないので、基本的には見つかりませんし、稀に見つかった時には部品が剥ぎ取られ、車内には消火器をブチ撒けた状態で見つかる等、まともな状態で戻ってくる事は極めて稀です。
※ほとんどの場合は手続きが簡単で足もつかないように、国内でバラして「部品」として海外に輸出してしまいます。
ただ、これは警察の怠慢が原因というわけではなく、大変失礼な言い方ですが、安月給で特殊なシフト勤務、厳しい縦社会で満足に家にも帰れず、時には命懸けで犯人と対峙しなければならない現場の警察官は人手不足です。
「殺人犯と車泥棒のどちらが野放しの方が問題か」だったら、どちらでしょうか?
そういう事だと私は思っています。
このように、車やバイクの盗難対策は「自衛」しかないので、できる事をするしかありません。
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