利用規約読んでいますか?

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熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。

皆さんも日々、様々企業の様々なサービスを利用されていると思いますが、きちんと利用規約を読んでますか?
今日はアメリカのディズニーとUberの利用規約の話を書いてみます。

ディズニーの件はご存知の方も多いかと思いますが、とある家族がディズニーの関連施設で「重度の食品アレルギーがある旨を伝え、対応をお願いしたいと申し出て食事をしたにも関わらず、提供された食事が原因でアレルギーを発症し死亡した」という事件です。

常識的に考えればディズニーの過失は明らかなのですから、当然裁判という話になるのですがディズニーは「あなたはDisney+にアカウントを持っていますね。Disney+の利用規約にある仲裁条項に同意しているので裁判はできませんよ」と裁判ではなく、仲裁で死亡事故を片付けようとしたという件です。
(その後、世間の批判もあってディズニーは裁判に応じることにしたようです)

Uberはその後に起こった事件で、日本ではUber Eatsのイメージしかありませんが、海外ではUberという日本でいうと白タクになるので違法ですが、素人がタクシーみたいに依頼を受けて人を運ぶ事でお金を受け取るというのもやっています。
(と言うより、むしろこっちが本業です)

このUberを利用した人が赤信号を無視して交差点に突っ込んだUberドライバーのせいで事故に遭い、骨移植を受けるような自体になったのでUberを訴えようとしたところ「Uber Eatsの利用規約にある仲裁条項に同意しているので裁判はできない」と訴えを取り下げるように要求されているとのこと。

いくら何でも無茶苦茶過ぎませんかね?

・有料チャンネルを契約したら関連施設で「アレルギーがある」って言ってるのにアレルギーの物を出されて死んでも訴えられない。

・フードデリバリーを頼んだらタクシーで事故られても訴えられない。

今のところはアメリカの裁判所は企業側の利用規約の有効性を認めているようですが、さすがに企業側に一方的に有利過ぎる利用規約は無効とすべきではないでしょうか?

あくまで仲裁条項なので、過失に対して責任を一切負わないという話ではありませんが、そもそも、スマホの小さい画面で何10ページもの利用規約を読めという事自体がそもそも不可能に近いと思います。
「俺は端から端まで一言一句見逃さずに読んでる」という人がどれだけいるのか。

日本の話ではありませんし、私はどちらも利用していないので日本版の利用規約に同じ仲裁条項が入っているのかは不明ですが、日本だと利用者に不利過ぎる利用規約は無効となる可能性もあるのではないかと思います。

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弊社も調査委任契約書・重要事項説明書を発行しておりますので熟読をお願いいたします。
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